松尾芭蕉に関する発行物

松尾芭蕉に関する発行物

投稿日:2017年4月29日 更新日:

松尾芭蕉を読もう! 見よう! 楽しもう!

松尾芭蕉に関する書籍は山ほど出版されています。書店や図書館を覗けば、芭蕉関連の本を何冊も目にすることができるでしょう。ご自分の興味に合った本を探すのは、難しくないと思います。

ここでは、ちょっと変わったものをご紹介いたします。

「おくのほそ道」を歩く(旅のぬり絵1)

(アートデイズ 絵・山本ミノ 文・宮島正洋 1200円+税)
「おくのほそ道」を歩く(旅のぬり絵1)

『おくのほそ道』の中の名勝が塗り絵になりました。

塗り絵のための線画とカラー原画が各15枚収録されています。
カラー原画をお手本にして線画に色をつけていくと、美しい絵が完成します。

塗り絵をしながら、まだ見ぬ地を心に思い描くも良し、旅から帰って、塗り絵に思い出を重ねるも良し。

大人の塗り絵がとても流行っていますね。塗り絵は脳の活性化に役立ち、リラックス効果があると言われています。
芭蕉の旅を塗り絵でたどる、ゆったりしたひと時をどうぞ。

声に出すことばえほん おくのほそ道

(ほるぷ出版 絵・中谷靖彦 編・齋藤孝 1200円+税)
声に出すことばえほん おくのほそ道

お子さんやお孫さんには、こころ豊かな人に育ってほしいですね。加えて知的に優れていたら、なお嬉しい。ということで、この絵本をおすすめします。

「月日は百代の過客にして」の『おくのほそ道』の冒頭部から始まり、味わい深い絵とともに14の句が書かれた、シンプルだけど美しい絵本です。声に出して、お子さん、お孫さんたちと読んでみたい本です。

巻末には俳句の意味の説明がありますから、「どういう意味?」と尋ねられても大丈夫です。『おくのほそ道』に詳しい方でしたら、芭蕉の旅や俳句について、ご自分で説明してあげれば、お子さん、お孫さんは尊敬のまなざしで見てくれるでしょう。

やがて成長して学校で芭蕉を学ぶとき、「そういえば幼いころ……」とこの絵本のことを思い出して懐かしんでくれるといいですね。

俳句の理解が難しい幼いお子さんは、各場面に登場する猫をさがしてみるのも、楽しいと思います。(芭蕉と曾良と猫が旅をしています)

「これは何なのかな」「この人は何をしているのかな」というような問いを投げかけて、絵本の中の世界をお子さんと共に味わうこともできます。

また、巻末の「芭蕉の俳句は日本人の共有財産」と題した齋藤孝さんの解説は、実に平明な言葉で芭蕉の俳諧のエッセンスを説明してくれています。

ぜひ、一度手にとってご覧ください。

まんがで学習 『奥の細道』を歩く

(あかね書房 編・萩原昌好 画・山口太一 1165円+税)
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「どうせ漫画でしょ」なんて思い込みは捨てていただきたい

きちんと取材をした上で描かれた本です。この手の本は、お手軽に作ろうと思えば、いくらでもカンタンに作れるはずですが、ちゃんと時間をかけて旅に出て、丁寧に描いています。

奥の細道のすべての句が、4コマ漫画つきで解説されています。(全部の句です!「あまの家や戸板を敷きて夕涼み」もありました!)

文章で書かれた読み物の部分が多く、勉強になります。

当時の絵図の模写あり、現在の地図あり、鳥瞰図あり、芭蕉と曾良が向こうから歩いてくるかと思えば、永平寺のお坊さんはスターになっている……。

漫画・イラストの自由さが、いかんなく発揮されています。
子どもに読ませたい、というより自分で読んでおきたい本です。

おくのほそ道を歩こう (NHK趣味悠々)

(日本放送出版協会 テキスト監修・堀切実 1000円+税)

2007年9月から10月まで放送された旅番組のテキスト
2007年9月から10月まで放送された旅番組のテキスト

俳優・榎木孝明さんと俳人・黛まどかさんの2人が、芭蕉の旅を追体験します。
美しい写真がふんだんに掲載され、実際に旅をするときに役立ちそうなアクセス・地元の問い合わせ先も。

「黛まどかの俳句レッスン」「榎木孝明のスケッチで詩情を描く」にも、興味がわきます。
旅に出たい人、旅に出た気分になりたい人には、ピッタリの一冊。

ただし、新刊で手に入れることはできないのが残念。
同じタイトルで、二巻に分けたテキスト(DVD付き)も出ています。アマゾンなどで探すことができます。

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